高橋桃子

コンセプト

私が制作手段として選んだ絞り染めという技法は、染色最古の技法である。古来の人たちは、糸や板などの道具を駆使し、時代と共に変化を凝らした技法を現代に残してきた。
私はこの絞り染めが、人間の定義であるホモファーベルに通じると考えている。人は生きていくためにさまざまな道具を作った。その結果、現代にはさまざまな道具が溢れ、容易に入手することができる。私はそれら道具の従来とは異なる使い方を考え、絞り染め技法と組み合わせることで自身のアイデンティティを確立している。そして、染料の制御できない滲みや歪みを作り、新たな形を生み出す。私はその不測の形を人間の本質と捉え作品に表現している。

活動経歴

2012年
京都造形芸術大学大学院 修士課程芸術表現修了 修了制作展千住賞
京展 入選
2013年
個展「道具で絞る-模様細工-」KUNST ARZT/京都
個展「かたちあるもの」 千疋屋ギャラリー/東京
2020年
京都芸術大学通信教育部染織コースの非常勤講師として勤務
2021年
Reconstitution of the Past Colors by the judging committee for the 2nd Biennale of Natural Dyes /上海
堺市展 堺市商工会議所会頭賞/大阪
2022年
ART OLYMPIA2022 入賞/静岡
第5回金沢・世界工芸トリエンナーレ 入選/石川

作品

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