コンセプト
夜景を描き始めたきっかけは、失恋した知人の話を聞いていたときに、知人からふとでた
「彼女の家の近くのインターとか通り過ぎるだけで辛い。」という言葉からであった。その言葉から同じ景色も見る時の思い出や一緒に見た人で変わって見えるのだと気付いた。
夜景は誰もが見たことがある。年代や性別を問わない夜景だからこそ自分の思い出を当てはめ、各々の思いを馳せる。
夜景は鑑賞者の追体験が可能なモチーフであるのと考えた。コロナ禍で思うように移動できないことが数年続いている。それぞれの思いで見てもらいたい。
活動経歴
- 1985年
- 北九州市生まれ
- 2020年
- 福岡教育大学 教育科学専攻 大学院教育創造コース 修了
受賞
- 2020年
- 第16回CWAJヤング・プリントメーカー賞(第1席)
- 第45回全国大学版画展 観客賞