角谷紀章

コンセプト

私は、作品を通して他者に想像させることをコンセプトに制作しています。それはさまざまなイメージが溢れる現代において、記憶や観念から解釈されるイメージにこそリアリティを感じられるからです。
画面中央に観者の視知覚を妨げるノイズを配置した「Frosted Window」、カーテンの隙間から見えた景色のような「Curtain」は、共にシリーズ作品として制作を続けています。どちらも一見、描写した後で景色をぼかしたようにも見えますが、インクの滲みを用いて先にノイズ内の景色を描き、そのイメージに合わせて周りの景色を後から詳細に描きます。モチーフとなる景色は日常的なものが多く、作者の私も偶発的に生まれたボケた景色の中にある「気配」を想像しながら制作しています。

活動経歴

1993年
兵庫県神戸市生まれ。
2017年
東京芸術大学 美術学部日本画専攻 卒業
2019年
東京芸術大学大学院 日本画研究領域 修士課程 修了
2022年
東京芸術大学大学院 日本画研究領域 後期博士課程修了 博士号取得
博士論文「ノイズを通した被写体の絵画化」

現在、東京藝術大学日本画研究室 教育研究助手。

賞歴・展示

2015年
第15回佐藤太清賞公募美術展 入選(以後、第16回 特選板橋区長賞・第17回 入選)
2017年
第34回三菱アートゲートプログラム 入選(以後、第37回、第38回)
2017兵庫県展 第三席神戸新聞社賞
2019年
第46 回創画展 ( 以後、第 47 回 入選 )
2020年
9131-絵がつなぐ、あの日とそれから(三宮センター街、兵庫県立美術館、他)
FACE2021 入選(SOMPO美術館)
第46 回東京春季創画展 春季展賞 ( 以後、第47回、第48回 入選 )
2021年
A-TOM ART AWARD2021 入選(コートヤードHIROO)
第30回佐藤美術館奨学生展(佐藤美術館)
2022年
DRIVE UP!(WHAT CAFE)

作品

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