プロフィール
大阪出身。京都市立芸術大学 彫刻科卒。
2008年~学生時代より彫刻作品制作。2017年オーストラリアで活動。
帰国後、2018年からアレトコレ ココとして活動開始、
ワイントップアートを始める。
関西を中心に個展やグループ展に多く出展。
現在は東京や全国に範囲を広げ活動する。
Wine Top Art
「友人とワインを飲んでいる時、開けたワインの蓋が気になり、見えた形を追っていくと、動物が生まれた。」
これが「ワイントップアートプロジェクト」の始まりです。
ワイントップアートではワインの蓋やコルクなどゴミと言われる素材を使用し、
動物をモチーフに作品を制作しています。
着色は一切せず、素材が持つ特性や色、デザインを活かしながら、動物たちの個性を表現しています。
このスタイルは私が幼少期から好きな「ものづくりと動物」がルーツになっています。
子供の頃から家の中にあるさりげないものに工夫をこらしおもちゃへと変えていた私は、
当時と変わらない感覚で目の前に転がっていたワインの蓋を手に取りました。
その蓋を思うままに触っていると、いつしか動物が生まれたのです。
その瞬間から私にとって蓋はゴミではなく大きな可能性を秘めた宝物になりました。
また、作品のモチーフである動物は、私と深く結びついています。
幼い頃から動物が好きでしたが、神の遣いと言われる動物がいることを知り、
より深く彼らに惹き込まれていきました。
動物と対面した時に起こる感動や、自然の一部として生きる美しい姿。
そうした事象を感じつつ、愛と敬意を込めて作品を制作しています。
ワイントップアートプロジェクトは私一人では完結しません。
素材となるワインの蓋やコルクは、レストランや個人の方々にご協力を頂いています。
捨てられる運命であったワインの蓋が、価値あるものへと生まれ変われることを感じていただければ幸いです。
地球上に私たち人間を含め生き物が生きていられる理由、命を繋ぎ続けるための行動を、
今一度考え直す重要さ。
そのことを動物たちの美しさを通して表現したいと思っています。
また、プロジェクトの一環として作品を通して得た売上の一部を動物保護活動に
寄付する取り組みも行っています。
経歴
個展
- 2019
- Wine Top Art Exhibition/マニフェストギャラリー、大阪
- 2020
- Spring Celebration/a&w、大阪
- 2020
- Isle of Birds/ONthe Umeda、大阪
- 2021
- Amazon/同時代ギャラリー collage plus、京都
- 2021
- Beaujolais nouveau 2021/天野が原ギャラリー 、大阪
- 2022
- On the Earth/Gallery CENTENNIAL、大阪
主なグループ展
- 2020
- DOHJIDAI Selection展 vol.2/同時代ギャラリー、京都
- 2020
- Material + ART展/ZENT ART MUSEUM、名古屋
- 2021
- Keep on Using!!/京阪百貨店守口店、大阪
- 2021
- ワインとアートの美しき共演展3/ギャラリーイグエムアート、大阪
- 2021
- UPCYCLING Art & Design/阪急百貨店高槻店、大阪
- 2022
- 第20回 NAU21世紀美術連立展/国立新美術館、東京
- 2022
- きんとと展2022/新宿伊勢丹アート&フレーム、東京
主なアートフェア
- 2021
- Unknown Asia 2021/グランフロント大阪、大阪
- 2021
- Unknown Asia 2021 EXTRA/中之島フェスティバルタワー、大阪
- 2022
- SICF 23/スパイラル、東京
- 2022
- Kobe Art Marche/メリケンパークオリエンタルホテル、兵庫
- 2022
- Independent Tokyo 2022/東京ポートシティ竹芝、東京
主な受賞歴
- 2020
- 「Unknown Asia 2020」スポンサー賞、レビュアー賞二点
- 2021
- 「Unknown Asia 2021」スポンサー賞、レビュアー賞二点
- 2021
- 「OSAKA INTERNATIONAL COLLECTION 2021」北野美術館賞、Chignitta賞
- 2022
- 「SICF 23」審査員賞(荒木夏実賞)
- 2022
- 「Independent Tokyo 2022」審査員特別賞(小林貴賞 INTERART 7)