三塚新司

プロフィール

画像提供:川崎市岡本太郎美術館

三塚新司(みつづか しんじ)
高校卒業後、スキーパトロール、ライフガード、自転車便メッセンジャーなどの職を経て、1999年に東京藝術大学へ入学。在学中より子供番組の放送作家として映像関係の仕事に携わる。
その後、雑誌編集者、テレビ局ディレクターを経て、2018年より公募展への出展、作品展示を始める。

私は「疑問」を元に作品を作っている。
日々の生活の為に「疑問」を表明しにくい人々に替わって、「疑問」を社会に表出させる事が、美術作家の役割の一つではないかと私は感じている。

それは、まだ世界から言語による分節を受けていない未分化のままの現象を、視覚化によって切り分ける作業ではないかと、考えている。

私は「疑問」を持っている。もしかすると、社会は「疑問」をより認知させにくいように、より狡猾にデザインされ続けているのではないか、そして共同体を構成する我々もまた、日常という概念の奥深くへ、「疑問」を隠滅し、秘匿する共犯関係にあるのではないか、私はその疑いを「疑問の疑問」、「META疑問」と呼んでいる。

経歴

2018年
池袋アートギャザリング IAG AWARDS 2018 準IAG賞受賞
Independent Tokyo 2018 入賞 審査員特別賞受賞
2019年
スパイラル SICF20
2020年
公募展 UNKNOWN ASIA 2020 審査員賞受賞
2021年
神奈川県美術展 県議会議長賞受賞
スパイラル SICF22
2022年
岡本太郎現代芸術賞展 岡本敏子賞受賞 オーディエンス賞受賞

作品

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