プロフィール
小野サボコ
1969年 大阪生まれ3歳より神戸育ち
1988年 京都精華大学美術学部 版画学科リトグラフ専攻
1993年 同学科研究生
この5年間で写真、映像、立体、ミクストメディア、各種版画、専攻のリトグラフ、
タブローを学びながら絵本制作を続ける、自分のイメージの追求に5年以上かかりました。
今でもその時磨いた自分軸が育っています。
経歴
略歴
- 2021年
- ギャラリー勇斎 Nara
- 2020年
- gekilin Osaka
- 生野ルートダルジャン芸術祭
- 2019年
- Roney247 fine arts Tokyo
- 2018年
- MU 東心斎橋ギャラリー Osaka
- Kunst arts Kobe
- 2003年
- 大阪で美術講師をしながら勤務先の宝塚で現代美術を始める。
作品
材質:スペシャルアルミニウムシート アルミニウム その他すべてアルミニウム建材
作品説明
わたしは20年ほど前に美術講師に見切りを付け、ネパールへひとりボランテイアの下見で長期間行きました。
そこで多くの民族と初めて出会いました。
とても仲良くなったビンセンさんというおじさんに僕たちは先進国の方に本当は貧乏を押し付けられてきたと思っているんだよ。
君には平和を願って自分の足で自分の旅を初めて欲しいんだと言われ彼から心に優しい棘と突き付けられ10年ほどこの答えを探すべく、たくさんの民族や平和を願う人々に逢いにたくさんの国を陸路で歩き国境を越えて旅をしました。
たくさんの神々や精霊を純粋に祈る姿、たくさんの地域のアニミズムに触れて共に祈りわたしは旅をしました。祈りとは?民族とは?人類のルーツとは?
最近、感じたことのわたしの声明をお伝えします。
私たちは古代を辿れば、肌の色や宗教を超え自然界と共に宇宙の一部として大地から天空を見上げながら暮らしていたのかも知れません。わたしはアニミズムとは私たちの記憶に刻まれている根源的な人間の在り方なのだと思っています。そしてその記憶が私たちの多様性への未来の希望と祈りの場、そして古代の人類の生命の記憶を蘇らせる様なアートを制作しています。